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特撮復興二次:ドラマCD台本?【終焉を望む者達】

2020/12/20 04:15:08 | 特撮復興二次 | コメント:1件


『MARNに清浄なる世界をおおおぉぉっ!』

もう幾つ目になるかも判らないMARNの企みを阻止してきたネメシスとジャスティスーー明と典昭ーー2人はその帰り道、海美と合流し街に来ていた。
そこはMARNという闇に潜んだ狂気を知らずに平穏な日常を過ごす人々がいる……筈だった……

最初に聞こえてきたのは大きな爆発音、それに続いて悲鳴が木霊する
明と典昭は海美を爆発音とは反対の方に逃がし、自分達は異変の発生源へと駆け出した

『まさか、MARNの連中かーー!?』
『また新たな計画をっ!?』

典昭が手にした情報にはなかった……もしかしたら偶然が重なった事故かもしれない……
だが、そんな予想はいつだって裏切るのがこの世界だった

『GuRuAAAaaAAaaa!!』

現場に辿り着くとそこには戦闘体が無差別に暴れていた

『やめろっ!』

ーー周囲には人はおらず、かつて人だったものが転がっていた

『貴様っ、いったい何が目的だっ!』

辺りに広がる凄惨な光景に典昭は問いかけるも……

『GoGYaaAAAaaaaa!!』

戦闘体は本能のままに暴れているだけだった
明と典昭は変身し、戦闘体がこれ以上周囲に被害を出さないように押さえつける
破壊をもたらすだけのその戦闘体にネメシスは違和感を感じていた

(今まで戦ってきた奴らは……操られていてもその感情を残していた……その拳には明確な殺意や闘争心が込められていた……)
(だけど……目の前のコイツは明らかにおかしいっ……! まるでMARNの戦闘体とは関係ないような……?)

ただ暴れまわるだけの戦闘体に今さら苦戦することもなく、ネメシスとジャスティスは勝利を収めるも心にこびりついた嫌な予感を拭えない明
その嫌な予感は確信へと変わってしまう

『ここにも現れていたか……』

明達の前に木山一行が現れる
地獄兄弟達は明達を睨み、剣呑な雰囲気に包まれながらも、木山先生は構わずに続けた

『着いてきなさい……今、この街でなにが起きようとしているのか説明してあげる』

※※※※場面転換※※※※

木山に連れられ、一行は人気のないところにたどり着いた
一触即発のなか、木山先生は語り始めた

MARNの研究者にして、MARNを裏切り、この世界を滅ぼそうとする存在がいるーー
ソレは男を家畜としか見ず、ソレは女を醜悪な汚物としか見れなくなった、醜いもの凡てを壊すと誓った破滅願望者
ソレはMARNで作り出した戦闘体を奪い、手始めにこの街を滅ぼそうと動き始めた……そんな情報を手に入れたと木山先生は語る

『この世界を……』

『狂三義姉さんの思い出が残ったこの世界を……』
『木綿季が生きたいと願ったこの世界を……』

『『滅ぼさせてたまるかっっ!』』

大切な想いを、その拳に握りしめ、【復讐/正義】のヒーローは叫ぶ

『……なら、さっさと行くぞ』
『このクソッタレの居場所はこっちで見つけてあるんだ。あとは乗り込むだけ』

ひりつくような空気を醸し出していた土方が歩きだし、後に続くようにポルナレフも歩き出す
二人が剥き出しにしていた闘志は明達に向けたものではなくーーこの世界を地獄へと変えようとする敵に向けてのものだった

四人の仮面ライダー達が、横に並び、同じ方向へと歩き出す
そこに言葉はなく、そこにあるのは共に歩く戦友への信頼だけーーいや、言葉は一つあったーー


『『『『変身』』』』


※※※※場面転換※※※※
辿り着いた破滅願望者のアジトの前には2体の戦闘体と戦闘員が待ちわびていたかのように立っていた

『歓迎の準備はバッチリってか~?』
『……無駄なことを……貴様等にも地獄の先を見せてやる』

一歩前に踏み出すキックホッパーとパンチホッパーに続き、ネメシス達も前に行こうとしたが……パンチホッパーが二人を止める

『テメェ等においしとこは譲ってやる』
『チンタラしてるようじゃ……俺達兄弟が凡て片付けてやるぞ?』

ネメシス達は二人の意思を、想いを受け取りアジトへと突入する
アジトを駆ける二人は大きな広間に出た
そこに待ち構えていたのは、明らかに強者だと醸し出すオーラを纏った強化型戦闘体

『……ネメシス』
『……あぁ、任せた』

二人の間にそれ以上の言葉はなく、ネメシスは駆け出した
二人の間にそれ以上の言葉は不要、いや、無粋であった

『君の相手は僕がさせて貰うよ』

駆け出したネメシスに飛びかかろうとした戦闘体を吹き飛ばし、ジャスティスは言葉を続けた

『Justice , it's on me !』

※※※※場面転換※※※※

ネメシスは駆けた、アジトの最深部にーーそこには最後の戦闘体が、【戦闘体だけ】いた

《ーー残念だったなネメシスとやら》

部屋に鳴り響く不愉快な音に続いてスピーカーからの声が木霊する

《ワタシはそこにはいないよーーガガッーー君たちにやられては世界の終わりを見れないからねーーーー》
《そこの戦闘体を無くすのは惜しいがーーピガッーーまた作るかMARNから奪えばいいーーギギッーー》
《その特別製の戦闘体でーー全員死んでくれたまえーー》

その言葉を最後に通信が切れ、戦闘体が暴れ始める
その圧倒的な力に苦戦を強いられるネメシスーーそれはネメシスだけではなかったーー

※※※※場面転換※※※※

地獄兄弟は戦闘体相手に遅れを取り始めていた
二人は一対一で戦っていたが戦闘体は時折コンビネーションを挟み、徐々に押され始める……

『くそっ……アニキ大丈夫かっ……?』
『義弟に心配されるとは……俺もまだまだだな……』
『へへっ、アニキが弱音なんて……明日は雨か、槍か?』
『フンッ……』

軽口を叩いては見たものの不利な状況に変わりなくパンチホッパーは固唾を飲み……キックホッパーは……

『ポルナレフ……』
『あぁ、なんだよアニキっ!?』
『お前の背中は任せろ、そして、【俺の背中は任せたぞ】』

そういって駆け出すキックホッパーに、土方に、ポルナレフは土方の背中を見た

【背中を任せたぞ】、その言葉の意味を、その言葉の重みをーー義弟に、戦友にーー

『アニキっ!』
『貴様等程度のコンビネーションでーー俺達兄弟の"絆"を超えられるものか!』

互いに信頼しあう二人だからこそ、義兄を、義弟を、ギリギリを掠める攻撃で敵を圧倒し始める兄弟

『『エンゲーシ!』』

二人のスーパーアーツが交差し戦闘体を打ち倒す

『ちっとてこずっちまったけど……あいつ等を追いかけねぇとな、アニキ!』
『…………フンッ、生きてたら手を貸してやるか』

※※※※場面転換※※※※

『ぐぅっーー!?』

ジャスティスもキックホッパー達と同じように追い詰められていた
使い捨てられる為に、限界を超えて改造された戦闘体は仮面ライダー一人では太刀打ち出来ない強さを誇っていた
その速度はジャスティスと比べても遜色はなく、一撃も重かったーー

(くそっ……何か……何かもう一手があれば……!)

大きなダメージを受け、立ち上がってもふらつく脚……少しでも休めればまた走り出せるのに……
しかし、敵は待ってはくれない……敵は力を溜めるのを止めない……敵のスーパーアーツがジャスティスに襲いかかーー

ドゴオオォッ!

壁が壊れ、壊れて飛び散った壁だったものが戦闘体を襲う

『ーー誰だっ!?』

壊れた壁から発生した砂煙、そこに一人の男が、戦士が立っていたーー

『この程度の相手に何をてこずっているーー貴様の正義とはその程度のものだったかーー?』
『お前はーーまさかっーー!』

砂煙が晴れ、姿を現したのはーーMARNの仮面ライダー、仮面ライダーポチョムキンであった

『なぜ、MARNの仮面ライダーである君が……?』
『決まっているーーそれがマザーから受けた命令だからだ』
『裏切り者、そして奪われた戦闘体の討伐ーーそれがマザーからの命令だったが、まさか貴様がここに居るとはな』

二人の間に緊張が走る……が、それを壊したのは戦闘体であった
いきなり現れた新たなる敵めがけ突撃するもポチョムキンにはダメージを与えられず、しかし、ポチョムキンもその速度と戦闘への嗅覚からかカウンターを叩き込めずにいた

『ふむ、チョロチョロとすばしっこい奴め……こんなところで時間をかければマザーの命令を……』
『……動きを止めれたら?』
『…………貴様……』

【動きを止めれる/決定打がない】ジャスティス
【強力な一撃/カウンターか打ち込めない】ポチョムキン

二人の間に静寂が訪れ……

『……やってみろ、ジャスティス』
『……君は着いてこれるかい、ポチョムキン』

『『エンゲーシ』』

疾風の如き蹴りが戦闘体を捉え体勢を崩し、ポチョムキンの強烈な一撃がーー戦闘体を破壊する
それは敵対する二人が見せたコンビネーションアーツ、敵対する二人だからこそ、好敵手と認める相手を信頼する一撃

『…………次は僕と戦うかい?』
『…………マザーの命令は裏切り者の始末、貴様を倒すのは今ではない』

そういって数瞬の視線の交差ーー二人は笑みを浮かべそれぞれの道へと歩き始める

『『次は必ず倒す』』

※※※※場面転換※※※※

ネメシスも他の仮面ライダー同様に追い詰められていた
強化を重ね、狂暴性を増し、己が命を顧みない戦闘スタイルに

(ーーーーくそっ!)

傷つき震える肉体、追い詰められ相手の迫力に怯んでしまう心……そんな彼の脳裏に浮かぶのは

(…………義姉さん)

ーーーー時崎狂三
4年間、ずっと一人で戦い続け、自分を護ってくれた【大切な義姉さん/愛する女性】

そして

(……こんな無様を晒してたら、また瀬田にしごかれるな)

ーーーー瀬田宗次郎
共に復讐を誓い、共にMARNと戦い、そして散っていった【背中を預けた戦友/大切な親友】

手にしたネメシスランサーを握り直す
こんな所で負けてられない
俺には、宮本明には、仮面ライダーネメシスには、果たさなければ行けない【復讐】があるのだからーー!

『うおおおぉぉおおぉぉぉっっっ!!』

その拳に時崎狂三の様に想いを込め、駆け出す脚は瀬田宗次郎の様に鋭く、必殺の一撃をーー

『ラァイダアアアァァァッッーーーーパァァッンチィィイイイィィィッッ!!』

ーーーー人は何時だって挑戦し、壁を乗り越え、限界を超える
限界を超えるーーいや、限界なんてものは最初からなく、進む限り、疾走る限り、人は成長するーー

アジトに響く爆発音ーーそれを聞いたジャスティスは、キックホッパーとパンチホッパーは確信したーーネメシスの勝利をーー

『首謀者は逃げだした……いいだろう、お前が世界を破壊するなら……この思い出が詰まった世界を破壊するならば…………』

『Nemesis it's on me!!』
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コメント

2020/12/20(日) 14:33:45 | URL | 名無しの住民 #-
いいね!外伝的な感じや本編だとできなさそうな共闘とか良い感じ。
破滅主義者が作った既存のものより狂暴な怪人とか、一部のファンの想像力をそそって映像化とかするんじゃね?

と言うかドラマCDか…章ごとにBGMとSEだけ流してるCDが別に封入されてて、キャラの吹き替えを購入者がやる遊びとか昔あったな…。君が、ネメシスになれ!みたいなノリでできるんじゃねwwww

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